2024年6月1日土曜日

ウマ娘がバイクごときに負けるでない

 新時代の扉を観ました。

 迫力のある演出で圧倒されました。
 プリティー要素は一体何処に行ったと思ってしまう程でした。アヤベさんのフワフワ発言、常にお菓子を食べているミラ子、尊死するデジタンで何とかバランスを取ろうとしてしたのでしょうか。
 ウマ娘全体に言えることですが、史実を知っているとより一層楽しめる内容です。ジャンポケのダービーが代表的です。憧れのフジキセキが獲れなかったダービーに勝つという流れですが、フジキセキやトレーナーにとって如何にダービーが重要だったか、その意味が少し変わってくることでしょう。
 そして、タキオン。走りのその先を託したのに、最終的に自身の本能に逆らえず、もう一度走り出しましたが、そこまでに至る描写が素晴らしかったですね。レース映像を見返しているシーンでは、足が思わず動いていましたし、タイピング音と相俟って完全にタキオン自身が走っているようでした。

 多くの人の絶賛が納得の作品です。




 最初はジャンポケの前にタキオンとオペが立ちはだかる内容かと思っていましたが、タキオンとのダブル主人公といった作品でしたね。走ることへの衝動が収まらずに、最終的にジャンポケの走りに感化されて、ジャパンカップの途中で走り出したのは、ウマ娘の本質が表れているようで良かったです。あそこで目にハイライトが入ったのは、本当に良き。
 それにしても、フジキセキの動かし方はずるいですね。ヒロインポジションと言って良いでしょう。また、ナベさんが「おかえり」と言ったのは、ウマ娘だからこそ出来るシーン。故障から引退ではないのです。ウマ娘は走り続けるのです。
 カフェやダンツの掘り下げが充分でないのは、劇場版の尺故に仕方の無いことか。とはいえ、12話遣れば充分かといえば、それは違うでしょう。もうアプリを遣れですね。
 オペの存在は比較的あっさりしていましたが、負傷をしての有馬で充分でしょうか。世紀末覇王に相応しい蹂躙っぷりでしたが、ドトウもやばいことを忘れてはなりません。
 そして、デジタンお前天皇賞(秋)で勝ってるんだからな?
 それにしても、新聞の「黒船襲来」はクロフネですが、名前が違うようでした。やはり難しいか。

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