2020年1月19日日曜日

ヨーソロー

劇場版ハイスクール・フリートを見ました。
前売り券を買って、クリアファイルを貰って、わくわくしながら引き換えて。
そして1月18日の今日鑑賞しました。

まさかの雪でしたが、積もることも強まることも無く、寧ろ雨でなくて良かったと考えながら映画館に向かいました。
座席は一番後ろ。スクリーンに対して少し右。映画を見るには良い位置です。
本当はコーラとポップコーン片手に見たかったのですが、家事の所為で出発がぎりぎりになって仕舞いました。
兎も角、大人しく座って、始まるのを待ちました。

感想としては、良かったです。
日常のわちゃわちゃが微笑ましかったし、大和型の艦砲射撃を見られたし、晴風の相変わらずの無茶な突貫にどきどきしたし――。
やっぱりはいふりは良いなぁと思いました。
人によっては、物語の掘り下げが甘いとか、設定を活かし切れていないとか、そんなことを感じるでしょう。
確かに、その傾向はあります。
今回も敵の描写が足りないような気がしました。
でも、はいふりはそんなに頭を使うような作品でないと、個人的には思っています。

そんなこんなで、良かったです。
本当に、良かった。
制作会社が云々なんてことがあったから、本当に心配で。
今後も、はいふりには注目ですね。

ところで、同日にラブライブのイベントがあって、「チケットを譲って下さい」と紙を掲げた人が改札前に立っていました。
はいふりは満席になっていなかったので、ラブライブ怖ぇと思いながら帰りました。


















↓↓↓以下、ネタバレ↓↓↓










始まった直後、いきなりの不穏なBGM。
何だ? と思っていると、何にことも無く、「歓迎 呉・佐世保・舞鶴」の横断幕が掲げられました。
鎮守府ごとに学校があるようです。
だから横須賀女子海洋学校には武蔵や比叡がいたのかと、今更に分かりました。
校長からの挨拶の後、歓迎会。
ミケちゃんとシロちゃんがクラスの出し物を回ります。
晴風クラスのみんなは、飲食店(満員御礼)や本屋(ニッチなものから危ないものまで)を出し物していました。ミケちゃんは初なのかな。
因みに、メイちゃんとタマちゃんはコント、ミーちゃん監督の仁義なき映画の上映もありました。
回り始めた時のミケちゃんともかちゃんのいちゃつきは本当に良かったです。
「あぁ~^」と声が出そうになりました。

機関科は沈んだ晴風のボイラーを引き揚げて、お風呂を出し物としていました。マロンちゃん、流石。
ここでミケちゃんとシロちゃんの関係性が描かれます。
同じタイミングで湯船から上がり、同じタイミングで同じ箇所から体を洗っていく……。
アニメ本編、OVAを経て、かなり良い関係を築けていることが窺えます。

その後、スーちゃんとの出会い。
外国から父を探しに来た娘です。
登場時点で物語のキーマンですが、敵にがっつり利用されていました。
船の操舵が上手で、更に身体能力も高く、鼻が利く。

ミケちゃんとシロちゃんが古庄教官に呼び出されます。
シロちゃんに比叡艦長をやらないかと持ち掛けられます。
比叡といえば、アニメ本編でやり合った関係です。
比叡の船員からの強い推薦だそうで。
即答はせずに後日の回答。

帰り道、野宿を敢行するスーちゃんに遭遇。
焚き火を消火し、三人でキャンプ。
スーちゃんからの分かるくらいに二人の関係が良好で、比叡艦長の件が出た途端にぎくしゃくしたかを描写。
シロちゃんが可愛いのはすぐに分かるけど、髪を下ろして印象が変わったミケちゃんも良き。

翌日。
小型船での障害物レース、サバイバルゲーム、自由参加のバトルシップ(ボードゲーム)。
リンちゃんの回避能力、まりこうじさん・マッチ・クロちゃんの強さ、ミケちゃん・シロちゃんの指揮能力が分かります(参加したら優勝間違いなしと言われるもかちゃんの能力とは……)。
あのバトルシップ欲しい。
電子化されて、2dを振らせて……絶対に面白いよ、楽しいよ!

ミケちゃんとシロちゃんの対戦中に、物語が大きく動きます。
海賊が海上プラントと海上要塞を奪取したとのこと。
当初はブルーマーメイド、ホワイトドルフィンで対処でしたが、スーちゃんの働きでブルマーが出航出来ない状態に。
そしてもかちゃんの進言で学生が出ることに。
もかちゃんの異常な情報収集能力と根回し能力……恐ろしい子。
横須賀にいた学生達が出航です。

まりこうじさん、ラッパが上手になりました。
晴風、武蔵、大和、信濃、比叡……錚々たる艦隊。
大日本帝国海軍の夢。
何だか涙が出て来ました。

海賊制圧の作戦は、べんてんとシュペーがプラント、その他が要塞。
まずはプラント。
人質救出を行うべんてんの船員。
これまでブルマーの船での戦闘はありましたが、潜入などはありませんでした。
ハンドサインのみで制圧し、人質を迅速に救出する様子は、まさに訓練の賜物。
救出後、真冬姐さんが先陣を切って突入。
その様を見ていたテアは子供に見せられないと言っていました。
確かに、酷かった。

次は要塞。
プラントの敵からの発報をキャッチするつぐちゃん。
八木・宇田アンテナは伊達じゃない。
大和型4艦による艦砲射撃。
大和、武蔵、信濃、紀伊の艦砲射撃なんて、何という浪漫。
大艦巨砲主義の極致。
交互射撃も良かったですし、一斉射撃も良かった。
はいふりの世界だからこそ出来た。
信濃は空母へ設計変更された艦ですから、航空機の無いはいふりだからこそ戦艦のまま建造され、そして大和型戦艦による艦砲射撃という浪漫に至った。
その上、幻の紀伊まで出るなんて……。
これに興奮せずにいられる人が何人いるでしょうか。
感動。

艦砲射撃後のホワイトドルフィンによる突入。
しかし、武装の無いとの事前情報とは異なり、要塞からの発砲。
それでも突入を試みるも、入口が狭くて断念。
大和型の主砲を耐え切るなんて、どんな造りをしているんだ……。
ミケちゃんが作戦を具申。
晴風が突入へ。
もかちゃんからの支援を受けて要塞へ突入(誘導の為とはいえ、水柱へ突っ込むなんて芸当、普通じゃ出来ない)。
突入の最中、アプリのキャラが出ましたね。
晴風の異常さが分かりましたね。

マストを壊したものの、突入は成功(マッチの部屋が……)。
中に入ると、敵の砲による射撃。
リンちゃんの操舵はおかしい。
タマちゃんの射撃指揮もやはりおかしい。
打ち上げた水雷を機関砲で撃ち抜くなんて、タマちゃん……。

そんなこんなで要塞の動力部へ。
明石艦長からの秘蔵コレクションのプレゼントを撃つメイちゃん。
魚雷を撃ちたくてうずうずしていたので、許可が出た瞬間は可愛かった。
魚雷で壁は壊したけれど、肝心の動力までは破壊出来ず。
ここで美波さんのセグウェイと魚雷が合体。
遠隔操作で柱を避けて標的へ。
リンちゃんがやべぇ奴と判明。

無事に破壊出来たけれど、やり過ぎて要塞が崩れる。
塞がれた退路をスキッパーにて破壊。
シロちゃんがスキッパーに乗ったことが重要。
比叡艦長の件で覚悟を決めた、ミケちゃんのような動きをシロちゃんが行った、という複数の要素を感じられました。


そしてエンディングへ。
今後も色々な話が作れると思いますが、果たして次はあるのか。
ブルーマーメイドになるまでを見たいなぁ。

2020年1月1日水曜日

謹賀新年

新春を寿ぎ 謹んでお慶び申し上げます

旧年は大変お世話になりました。
思えば、転居など大きな変化があり、果たして本年はどうなるかと不安が募る一方です。
私としては飛躍の年になるよう、頑張りたい次第です。
特に、小説を書きたいです。
長編を一本書き上げたいです。

最後になりましたが、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。



令和二年  元旦