2021年3月7日日曜日

シベリア送りです

『ARIA The CREPUSCOLO』を観ました。
 本作品は、タイトルロゴの色の通り、オレンジプラネット編と言うべき内容でした。
アリス、アテナ、アーニャの抱える蟠りがARIA特有の素敵や奇跡で解けていく様子を見ていて、「ああ、ARIAってこういう作品だったなぁ」と強く感じた次第です。

 あの時のアテナさんはそんなことを考えていたのか、と少しの驚きがありましたが、アリシアさんのことを考えると、先輩組3人共に同じことを考えていたのでしょう。
 その辺については、『ARIA The BENEDIZIONE』で分かることなのでしょうか。


 さて、本作品での注目は、やはり「アテナさん」でしょう。川上とも子さんから佐藤利奈さんへと引き継がれました。予告などで聞いてはいましたが、実際に劇場で聞いた瞬間に「あぁ、アテナ先輩だ……」と感慨深くなりました。アテナさんの声優が決まったニュースを見た時、はてさてどうなるだろうかと一抹の不安があったのですが、一切そんなことはなくて、確かにそこにアテナさんが存在しておりました。
 舞台挨拶などで語られているように、かなりの重圧があったと思いますが、まさにアテナさんが帰ってきたのだと、しみじみと感じると共に、「おかえり」という言葉を掛けたくなります。


 やはり、ARIAは素敵と奇跡の作品なのでしょう。








 作中で一番感慨深かったのは、アリスとアテナさんのデュエットでしょう。アテナさんの歌は誰かって? それは河井英里さんです。
 二人がホールで歌っているんですよ。これはもう、本当に、感無量です。勿論、全編通して感涙でしたが――ポップコーンで意識を逸らさなければ、泣いていたでしょう――このシーンはもう、ね。 アテナさんと言えば、歌。それを二人で歌うというのは、これほど感動的なことはないでしょう。
 お二人の訃報を聞いた時の私よ、アテナさんは帰ってくるぞ。

 ところで、パンフレットに、モミ子とポニ男の関係がぎくしゃくしているとありましたが、一体何が……?