本日『ARIA The BENEDIZIONE』を観ました。
やっぱりARIAは心が浄化されますね。
観ていると日頃忘れていたことに気付かされ、如何に自分が社会の波に揉まれて汚れているかを思い知らされます。
今回は蒼のカーテンコール3作品目ということで、姫屋の物語です。
伝説のゴンドラを巡って語られるプリマ昇格時の話。藍華ちゃんと晃さんの思いが重なり、受け継がれていく。それはまるで伝説のゴンドラの在り方そのもの。
言葉にせずとも、こうして人の思いは繫がっていくのだなと感慨深くなりました。
がんばり屋だから優秀なんです、という台詞は本当に刺さりました。
天賦の才を持たない平凡な人を優秀たらしめるには、小さな積み重ねをしていくしかないのだと、平々凡々な自分は改めて肝に銘じるのでした。
これで3部作終わりましたが、果たして今後のARIAの行方は。
まだまだ目を離せない作品です。
原作やアニメで描かれなかった藍華ちゃんのプリマ昇格の話。
まさかあんなことをしていたとは思いませんでした。
2人とも自分を平凡だと思っていますが、実際の言動は結構型破りなものですよね。
夜の水路沿いを走る自分から薔薇の花を奪えって、かなり高難度な試験で、それを乗り越える藍華ちゃんの実力は相当に高い。
それにしても藍華ちゃんと晃さんって時折立場が逆転するのが特徴的ですよね。昇格時に藍華ちゃんが差し出した手を晃さんが取るシーンは、2人の関係性をよく表していますよね。ただの師弟関係ではなくて、主人と従者的な関係。こう書くと何だか怪しい。
ところで、ARIAの世界は、年を取ると半分以上背が縮むのがデフォなのでしょうか。つまり、背の小さい人はかつては高身長だったということ?