2015年11月1日日曜日

第六回文化の日恒例文文大会結果

開催時間が1時間遅れましたが、文文大会を開催しました。
以下に結果を発表します。


順位(敬称略)
  1. マリーベル
  2. ソーヤー
  3. Kch


優勝されたマリーベルさんには文ちゃんのEx弾一年分が贈呈されます。
今回は開催時間が1時間遅れるという事態に成りましたが、何とか文文大会を開くことが出来ました。
皆様、ありがとうございました。








参加者(敬称略)
  • ソーヤー
  • Kch
  • マリーベル

2015年10月11日日曜日

第六回文化の日恒例文文大会

文ちゃんの為の6度目の文文大会です。
文ちゃんを日頃から使う方が一向に増えないので、悲しい限り。
文ちゃんは何故使われないのでしょうか。
文ちゃん使いはもはや絶滅危惧種なのか……!?
文ちゃんはこんなにも可愛いのに。
文ちゃん……(ぐすん)


大会概要

  • 使用キャラ:射命丸文
  • 開催場所:文ちゃん強化委員会
  • 日時:10月31日(土)22:00予定
  • 参加方法:下記内容を月のない夜の密室掲示板に記入。
    【名前】
    【サーバー可不可】
    【文ちゃんの私服について】
  • その他:使えなくても頑張る
  • 優勝賞品:文ちゃんのEx弾1年分



※大会延期等の時は速やかに報知致します。

アニメから原作への問題――『ARIA』アイちゃん

 本日10月10日に『ARIA The AVVENIRE』を観てきました。

  劇場化が発表された時は本当に驚いたものです。原作とアニメが同時期に迎えた感動の終わりから早幾年。一体どんな内容に成るのかと、不安にも成りました。


 そして、もう一つの不安は、アテナさん。


 声優の川上とも子さん、舟謳の河井英里さん不在の状況で、一体どうするのかとても不安に成りました。代役を立てるのかとも考え、それなら新作を上映する意味は有るのかと、ぶつぶつと言いながら公式サイトを見ると、まさかの川上さんの名前が。制作陣には感謝感激です。






 映画館に行きますと、多くの方がいらっしゃいました。皆さんパンフレットなど買い求めておられ、私も漏れずパンフレット諸々を購入。因みに頂いた色紙はオレンジぷらねっとの物です。
 映画館は学生時代に『戦艦ポチョムキン』を観て以来ですので、映画館のあの独特の雰囲気に慣れるまで少し掛かりました。



 



 さて、上映です。スクリーンに広がる海、懐かしのあの音楽……上映直ぐに感動しました。色褪せぬ優しく温かな日常がそこには在りました。
 アリシアさんの裏誕生日、ケット・シーとの惜別、そして未来へと――過去の大切な素敵を胸に抱いて、まだ見ぬ素敵な未来へ漕ぎ出す彼女達の姿に、熱いものが込み上げてきました。
 そして、アテナさん。声も舟謳も両氏のままで、クレジットを見た時にはもう……。





さあっ
漕ぎ出そう…
私達の未来へ!



 アリシアさんのこの台詞が全てを物語っております。











~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



 
 さて、ここからが本題です。
 今回取り上げるのは、『ARIA』のアイちゃんです。
 このアイちゃんは非常に面白い経歴を持っておりまして、当初はアニメオリジナルキャラクターだったのですが、最終的には原作に登場するのです。原作最終巻のあの見開きに当時の私は驚きを隠せませんでした。


 一体何が注目すべき点なのかと言いますと、まさにアニメオリジナルキャラクターが原作に出てしまったという点です。
 まず申しておかなければならないのが、原作とアニメは違うということです。そんなことは分かっていると仰るでしょうでけれど、最初から別媒体で同じ作者が戦略的に行っているような例を除いて、原作が在ってそれをアニメ化したものは、表現媒体が違うとか、制作者が違うとか、情報量が違うとか、多くの点で違いが出て来ます。
 『ARIA』の場合ですと、漫画とアニメで表現媒体が違う、制作者が違う、動画である、声・音が有る、等々『ARIA』という作品の括りの中に在りながら、異なる存在が居る状態なのです。
 この状態は多くの問題を引き起こします。例えば、登場人物の声がアニメの声で聞こえるなどです。元々無かった声がアニメで付いてしまうことで、固定化されてしまうのです。
 私は一人で公式の問題と呼んでおりますが、アニメ化という原作者に承認されて公に作られたものは非常に強い力を持って、原作にその力を行使することがあります。影響と言った方が誤解は少ないでしょうか。
 


 では、アイちゃんの話に移りましょう。
 先述の通り、アイちゃんはアニメオリジナルキャラクターでした。しかし最終的に原作に登場し、アニメオリジナルキャラクターではなくなりました。
 このことが意味するのは、アニメが原作に大きな影響を及ぼした、ということです。
 上述の例に在る、ある登場人物の声がアニメの声で聞こえるというのは、飽く迄も受け手側の問題ですが、アイちゃんの場合は原作に直接影響を及ぼしました。
 メディアミックスなどの研究では当然ながら原作と展開先のメディアとの関係が問われる訳ですが、アイちゃんの例を鑑みると、例えば原作とアニメのピラミッド構造であるなんて関係性は否定される訳です。より対等で、『ARIA』の場合は一蓮托生に近いような密な関係であることが理解出来ます。


 アイちゃんから分かることは、展開先のメディアから原作へ入り込んで来ることがある故に、メディアミックス等の研究をする際には、必ずそのことを念頭に置かねばならないことでしょうか。
 この方面については一応門外漢なので、これ以上のことを述べられませんが、例えばアニメオリジナルなのに原作に出たら果たしてアニメオリジナルと呼べるのかなど、そんな他愛の無いことを考えたりも出来ます。あるいは、二次創作とな何ぞやとの話にも絡んでくるでしょうか。




 兎に角、素敵全開のアイちゃんに成長したようで、恥ずかしいセリフを禁止したくなります。

2015年7月11日土曜日

第5回くさび杯結果発表

7月11日に開催されました第5回くさび杯は無事に閉会致しました。
大会結果を以下の通りに発表致します(敬称略)。


  1. ののの
  2. 花映塚四天王
  3. ぬのかめ
優勝されたのののさんには、「楔弾一年分」が贈呈されます。おめでとう御座います。




今回で5回目を迎えましたが、月日が経つのはとても早く、参加者を見ますとそれがより一層強く感じられます。
私の環境も変化が生じましたので、来年もまた開催出来ればと思います。




また、10月31日(日)に文化の日恒例文文大会を開催予定です。
詳細は未定ですが、日頃文ちゃんを使わない方も、奮ってご参加下さい。



最後に、参加して頂いた方々、誠に有り難う御座いました。










参加者(敬称略)

  • ぬのかめ
  • カイワレ
  • しろねこ
  • 花映塚四天王
  • Kch
  • last
  • ののの
  • わう
  • RING
  • にとりさん様

2015年7月4日土曜日

第5回くさび杯開催のお知らせ

来る7月17日に当コミュニティが5周年を迎えるに際しまして、第5回くさび杯を開催します。




第5回くさび杯

  • 場所:月のない夜の密室(co403673)
  • 日時:7月11日(土)22時参加受付開始 22時15分大会開始
  • 大会ルール:次のキャラをランダムにて選択し対戦。
  • 使用キャラ:妖夢、リリカ、メルラン、ルナサ、ミスティア、文、メディスン、幽香
  • 参加方法:上記コミュニティの掲示板に大会参加の旨を書き込むこと。




何かご不明な点が御座いましたら、私に連絡下さい。
対戦形式に関しましては、参加人数に応じて決定されます。
尚、優勝賞品は「くさび弾一年分」です。

2015年3月10日火曜日

多メディア展開についての私見

「ある作品を1つのコンテンツとして、1つのメディアに囚われること無く、多くのメディアに展開していこう」



……そんな言葉を良く耳にしますが、確かに企業の戦略としては宜しいのかも知れませんが、私個人としては慎重です。
何故なら、メディアごとに出来ることと出来ないことがあるからです。
例えば、大和撫子と言うに相応しい少女が食事するシーンの情報量だけを取ってみても、「小説<漫画<映像」と成ります。


さて、上の例を参考にしますと、想像で補わないといけない箇所が「小説>漫画>映像」と逆になることが分かります。
小説は文字だけですから、大和撫子と言うに相応しい少女についてあれこれ書いても、読者によって大和撫子と言うに相応しい少女は様々に成ります。したがって、食事までになると、何を食べているのか、場所は、時間は……と不明な点が多く存在して、想像に任せるしかなくなります。
漫画は絵で表現しますから、その少女の身形がある程度はっきりします。少女の表情、仕草など細かな箇所まで提示されます。そして、何を食べているのかなども含め、そこには小説よりも想像の必要性は無いのです。
映像になると、そこに細かな時間的連続性が生じます。動作が途切れること無く一連のものとして認識されます。少女がどのような様子で食事をしているのか、より明らかになります。そして、音声が付くものならば、少女の声をちゃんと音という形で聞くことが出来ます。


私が慎重と言う理由の1つに、この点があります。メディア展開により、例えば小説がアニメ化された際には、大和撫子と言うに相応しい少女が明確な人物像をとって仕舞い、想像の余地が無くなります。
当然あれこれ好き勝手に想像されるよりも、明確になった方が良いこともあるでしょう。しかし、明確にしないことで成り立っている作品だとこれは困ったことになります。ある人物が謎の影を遭遇した、とあった時、これが映像化されるにあたり、影をどう表現するか悩ましいことでしょう。影を描いてしまったら、例えばある程度の大きさが判明して仕舞います。本当の意味で謎のままにしたいのならば、文章のままで曖昧にした方が良いのです。

今回は情報量を基に考えましたが、これはちゃんと解消してからメディア展開をして欲しいと思います。






と、ここまで書いたのですが、私の論から考えると、作品を他のメディアに、というのは無理な話で、正確には、作品世界を別の作品に、と成りますね。すると、本来ならそれぞれのメディアの作品には繋がりが薄いと考えられるでしょう。あくまでも作品世界で繋がっているのですから。勿論、作品を書く為に作品世界を創る訳ですから、元と成る作品を完全に無視することは出来ないでしょう。

2015年1月1日木曜日

謹賀新年

新春を寿ぎ謹んでお慶び申し上げます。


何度目かの春を無事に迎えることが出来ました。
旧年は正に平穏無事と喩えて申し分無い年でありましたが、本年4月より到頭私も社会人と成る予定でありまして、初めてで不慣れな環境の下に忙殺されるのではと考えております。

他方で、創作活動は継続する所存で御座いまして、現在も進行中の作品を本年早々に仕上げたいと思っている次第です。
同時並行で、私が代表を務める文芸サークルの活動に於きましても、何とか会員の方を一定以上有名にしたい所です。

兎にも角にも、本年は忙しさを理由にしないことを抱負したいです。


最後に成りましたが、皆様のご健康とご活躍を祈念致します。












平成27年元日
銀神月美